今回のテーマは“忘れる能力”につて何の根拠もない考察をしてみます。
ヒトの記憶力は一体どれほどのものなのでしょう。記憶、、、記録能力ともいえそうですが、五感で取り込まれる情報のすべてを忘れないように記憶(以降、記録)していくとどうなるのでしょう。
数十年前のコンピューターの中に入っていたRAM(Random Access Memory)、1メガバイトあたり1万円ほど払って増設していたことを思い出しました。
このRAM、記録スピードが早い一方、そのとき不要な情報の消去(忘却)能力も同じくらい早いと聞いたことがあります。でないと、押し込まれる情報でたちまち記録不能に陥ってしまいます。まぁ、当時コンピュータで取り扱っていた情報は、現在よりも少なかったでしょうが。。。
このRAMであっても消去しきれない情報があったようでして、完全に消去するソフト(アプリ)までありました。それをすると心なしかコンピュータの動作が早く感じたものです。
ここまでの話しをヒトの脳に置き換えてみます。
以前は、“人体を自動車”で喩えてみました。今回は、その自動車でいう制御コンピュータにあたる脳についてですが、私は専門家ではありませんので、間違いがあったとしても責任をとりかねます。
専門的には、海馬だとか前頭葉だとかの言葉になるのでしょうが、私はそれを上手く使いこなせないので、使わないように先に進みます(完全に解明されていないので専門家でも無理でしょう)。
とにかくこの脳内にあるRAMは、直近に五感から入力された情報を留め、または外部記録媒体(外付けハードディスクとも)から必要な情報を引きだし、身体の動作や思考や思想に反映します(これは間違いないでしょう)。
また、そのRAMの近くには、何が“今この瞬間”に必要な情報かを巨大な本棚から選び出す機能をもったCPU的な器官も存在するでしょう。このCPU的な器官は、後の“行動”すなわち出力にも影響しているのかもしれませんし、RAMに不要な情報の消去も命令します。そう、RAMは記憶の仮の受け皿的な存在でしかないのかもしれません。また、特にCPU、やたらとエネルギーを消耗し、負荷を与えすぎると熱が発生してしまうようです。どこか人間の知恵熱チックで親近感がわきませんかw。
それを逆手にとると、脳過負荷ダイエットという新手(荒手?)のダイエット法がでてきそうですが、、、あっ、もうありましたね。現在のやり方は違法のようですが。
と、脳科学の専門家でも、コンピュータの専門家でもない、何かとド素人である私がここまで書いてしまいましたので、そろそろ専門分野にお話しをもっていきます。
この“忘れる能力”のことを私は忘却能力(ぼうきゃくのうりょく)と名付けました(もう存在しているかも)。
個人それぞれに必ず備え持つ、RAM的やCPU的な器官、日常の努力によってその容量や能力を向上(勉強た努力で)させることができるかもしれません。それと同時に忘却能力もきっと同時に鍛えられることでしょう。
そこで邪魔なのが、ズバリ“トラウマ”チックな記憶であり、その記憶は外付け記憶媒体的な部分ではなくどちらかといえばRAM的な記憶器官に停滞(待機)して、有事に備えていると私は考えます。
先に書かせていただいた通り、RAMという記録媒体は、不要な時は空っぽであったほうが情報を仮に留め、処理する情報量が増えます。
すなわち情報処理能力が早くなるわけですが、停滞している情報があると、それだけで多かれ少なかれ容量を奪われるのです。
そのトラウマチックな記憶、引き金(トリガー)が引かれると、その時の記憶が瞬時に蘇り(よみがえり)、膨張し、暴走したすえ、パニック状態になり、RAM的な器官があふれ、CPU的な器官に影響をきたし、処理しきれない何者かに支配されてしまうと考えます。
しかし、都合のよいことに、何故かそのパニック状態で起こしてしまったあいだの行動は、脳内のどこにも残留することがないのです。
そろそろまとめていきます。
まず、一番大切なことは、あなたはどういう光景を見聞きしたときに、いわゆるパニクッてしまうかを自己認識できているかということです。
それらから徹底的に目や耳を背ける(そむける)ことができればいいのですが、この世の中、そこまで優しくできていないようです。テレビ、インターネット、ラジオ、日常の少しの変化において、そのトリガーがいつ引かれるか分かりません。
また、その不安がRAM的な器官に常駐するのです。
先述させていただきましたが、RAMの容量を増設するか、その不安因子(ふあんいんし)をせめて外付け記憶媒体に移しておくか、簡単には開かないように暗号化、または完全に消去しておければ、RAMを制御するCPU、それに命令を与えているユーザー、すなわち心に、どんなにか余裕が生まれることでしょう。
私はまず、そのユーザーである心の声を大切に聴き取り、あなたがお使いのコンピューター内の整理整頓のお手伝いをさせていただきたいと待っています。
